中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

お江戸人物スナップ集

展覧会の詳細

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 着飾った女性を描いた美人画やはやりの役者を描いた役者絵は、浮世絵の変わらぬ人気ジャンルです。広重といえば街道や名所を描いた作品が有名ですが、彼もまた巧みな人物描写により、多くの魅力的な人物画を残しました。本展では、広重の描いた美人画のほか、風景画の絵師である広重らしい芝居絵や、風景画に見られるユニークな人物表現に焦点を当てます。


会期
2020年7月23日(木曜日・祝日)から8月23日(日曜日)
休館日:毎週月曜日(ただし8月10日は開館)、8月11日(火)
場所
展示室1(1階)
開館時間 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 大人520円(420円) ※(  )内は20名以上の団体料金
▲18歳以下無料
▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
▲毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
関連イベント 学芸員による作品ガイド
 日時:2020年8月2日(日曜日) 午前10時30分~(30分程度)
 場所:展示室1(1階)


今月の陳列棚

企画展「お江戸人物スナップ集」より

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歌川広重「雪月花の内 月の夕部」

大判錦絵三枚続 弘化元~嘉永3年(1844-50)頃 当館蔵

 本図は歌川広重、歌川国芳、三代豊国の歌川三羽がらすと呼ばれた三人の絵師の手になる「雪月花の内」という連作のうちの1枚です。夕涼みのためでしょうか、3人の女性が縁側に集まっています。右端の女性は既に浴衣姿になっており、はだけた胸元が彼女のくつろいだ様子を表します。題には「月」とありますが、本図の中には描かれていません。しかし地面に伸びる影が、月の存在を暗示します。