中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

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 当館では、広く美術に関することをテーマに毎年連続講座(年6 回)を開催しています。通年で一つのテーマに基づき、毎回異なる専門家の方を講師としてお招きし、興味深いお話をうかがいます。皆さんもこの機会に、美術をもっと身近に感じてみませんか。

令和5年度(2023)連続講座「江戸庶民の遊びと愉しみ」を開講いたします

 太平の世が訪れ、多種多様な文化が花開いた江戸時代。歌舞伎、相撲、見世物などの大規模な興行や、狂歌、盆栽、愛猫といったグループまたは個人での楽しみは、庶民の日常生活に彩りを添えました。これらは浮世絵出版と密接に関わっており、現代の大衆文化にも継承されています。令和5年度は、浮世絵鑑賞の素地となる江戸文化への理解を深めるべく、江戸庶民の趣味や娯楽を取り上げます。

第1回
4月8日(土曜日)
「役者絵から知る歌舞伎の魅力」
倉橋 正恵 氏(立命館大学アート・リサーチセンター学芸員)
第2回
5月13日(土曜日)
「浮世絵にみる江戸の庶民文化と相撲」
大久保 範子 氏(岡山大学社会文化科学学域准教授)
第3回
6月10日(土曜日)
「誰もが楽しんだ最大のポピュラー娯楽、見世物」
川添 裕 氏(横浜国立大学名誉教授)
第4回
10月7日(土曜日)
「江戸から地方へ、狂歌の大流行」
小林 ふみ子 氏(法政大学文学部教授)
第5回
11月11日(土曜日)
「浮世絵で楽しむ江戸の盆栽文化」
田口 文哉 氏(さいたま市大宮盆栽美術館学芸員)
第6回
12月9日(土曜日)
「江戸文化にみる猫と人」
津田 卓子 氏(名古屋市博物館学芸員)


※日程・内容等を変更する場合がございます。

開催概要

  • 開講時間
    各回午後1時30分~3時30分(予定)
    ※お車でお越しの方は美術館に隣接するナカオ駐車場か駅西駐車場をご利用ください。
      駐車券ご提示で受講時間は無料となります。
  • 場所 
    講座室(3F)
  • 受講料
    4,000円(全6回)
    • 受講料のお支払いと同時に中山道広重美術館友の会にご入会いただいたこととします。友の会会員には展覧会を無料で何度でもご覧いただけるなどの特典がございます。詳しくは友の会のご案内をご覧ください。
    • 受講料は、受講お申し込み時に受付で申し受けます。
    • 当日お席に空きがある場合のみ、各回単独の受講も受け付けています。講座当日にお申し込みください。その場合、受講料は1回500円(観覧料別)となります。
  • お申し込み
    美術館に備え付けの申し込み用紙に必要事項をご記入の上、直接お申し込みください。また、お電話やお問い合わせフォームからの仮申し込みも受け付けています。
  • 受付期間
    2023年3月7日(火曜日)から受け付け(開館日の午前9時30分~午後4時30分まで)
    ※定員50 名になり次第、締め切りとなります。