中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

広重とめぐるⅡ 江戸時代 旅の手帖

展覧会の詳細

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 広重の描いた街道絵や名所絵を中心に、当時の旅の様子を探る展覧会シリーズの第2弾です。 旅の楽しみと言えば、今も昔もご当地グルメにフォトジェニックな観光スポット。東海道の鞠子から岡部の間の宇津ノ谷名物「十団子」や、名所として現在も多くの観光客が訪れる「箱根」、「近江八景」。伝統の技を受け継ぐ「有松絞り」など、旅人たちが道中楽しんだであろう名所・名物は、浮世絵にも多く描かれます。
 本展ではこれらに焦点を当て、自分でも訪れてみたくなる、思わずあっと声を上げてしまうような絶景を、浮世絵を通してご紹介します。


会期 2019年1月24日(木曜日)から2月24日(日曜日)

休館日:毎週月曜日 (ただし2月11日(月曜・祝日)は開館)、2月12日(火)

場所
展示室1(1階)
開館時間 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 大人510円(410円) ※(  )内は20名以上の団体料金
▲18歳以下無料
▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
▲毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)


今月の陳列棚

企画展「広重とめぐるⅡ 江戸時代 旅の手帖」より

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歌川広重
「東海道五十三次之内 岡部 宇津の山之図」

間判錦絵 天保12~13年(1841-42)
中山道広重美術館蔵(田中コレクション)

  岡部宿へ入る手前には宇津之山があり、その上り口にある集落では、家ごとに名物の十団子を販売していました。本図に描かれた茶屋も「名物十だんご」の看板を掲げています。糸を通したものは竿にぶら下げられており、串に刺したものは巻藁に刺さっています。この茶屋は集落の一番高いところにあった上立場茶屋で、縁台に腰掛けた旅人に、赤子を背負った女性が茶を出しています。坂道を上ってくる巡礼たちも、十団子を楽しみにしていたことでしょう。