中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

木曽海道六拾九次之内

展覧会の詳細

 中山道広重美術館が世界に誇る《木曽海道六拾九次之内》(田中コレクション)をご覧いただく年に一度の機会です。渓斎英泉と歌川広重による揃物を全点展観します。貴重な“雨の中津川”をはじめ、初刷と後摺の摺りの違いもご覧いただきます。旧蔵者田中春雄氏が長い年月をかけて収集した優品をお楽しみください。


会期 2018年8月30日(木曜日)から9月30日(日曜日)
休館日:毎週月曜日(ただし9月17日・24日は開館)、9月18日(火曜日)、25日(火曜日)
場所
展示室1、2(1、2階)
開館時間 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 大人820円(660円) ※(  )内は20名以上の団体料金
▲18歳以下無料
▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
▲毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)


今月の陳列棚

特別展観「木曽海道六拾九次之内」より

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歌川広重
「木曽海道六拾九次之内 洗馬」

大判錦絵 天保7-8年(1836-37)頃
中山道広重美術館蔵(田中コレクション)

 切り取られた風景は、見る者に移ろいゆく時間や自然の音まで感じさせるようです。暮れなずむ東の空は赤く、丸い月が懸かっています。柳の葉が川風にそよぎ、その下を舟や筏が過ぎて行きます。柔らかな色彩と開放的な構図で形作られた画面は、優しく穏やかな叙情性をたたえています。洗馬の地名は、かつて奈良井川で木曽義仲が馬を洗ったことにちなむと伝わります。