中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

浮世絵ねこの世界展-愛されニャンコから猫又まで-

展覧会の詳細

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 猫は古代から人間に身近な存在でしたが、ペットとして庶民にも広く愛されるようになったのは江戸時代に入ってからのことでした。
 今秋、中山道広重美術館には"猫"をテーマに春信や国芳、国貞らが腕をふるった浮世絵が大集結!本物の猫は苦手なんていう方も、絵の中のニャンコたちのユニークな表情に、思わずクスリとしてしまうはず。あなたもニャンダフル・ワールドへ遊びにきませんか?


会期 2017年10月5日(木曜日)から12月10日(日曜日)
 前期:10月5日(木曜日)から11月5日(日曜日)
 後期:11月9日(木曜日)から12月10日(日曜日)
休館日:毎週月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日、11月24日
場所
展示室1、2(1、2階)
開館時間 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 大人820円(660円) ※(  )内は20名以上の団体料金
▲18歳以下無料
▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
▲毎週金曜日は全ての方無料


今月の陳列棚

秋季特別企画展「浮世絵ねこの世界展-愛されニャンコから猫又まで-」より

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(左)歌川国芳「鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘」
(右)歌川国利「しん板ねこづくし」

(左):団扇絵判錦絵 弘化元~2年(1844-45)頃 (右):大判錦絵 明治中期

 幕末に活躍した浮世絵師、歌川国芳は無類の猫好きであり、作品にも数多くの猫が登場しています。左図は、画面全体を鏡に見立てた団扇絵のシリーズの中の一枚で、可愛らしい町娘が猫を躍らせています。猫の表情にも注目です。また、本展では右図のような明治期のおもちゃ絵も多数展示します。