
浮世絵風景画には、名所あるいは街道の景色として、山と海が数多く描かれてきました。山や海などの大自然は、古来よりその土地の風土として人々の生活に根付き親しまれてきた一方で、畏敬の対象でもありました。参詣を兼ねた物見遊山の旅が流行した江戸時代、山岳信仰の聖地であった富士山や、海上安全の神様として知られた金毘羅宮は、一度は訪れたい憧れの名所でした。
本展では、「山海見立相撲」や「冨士三十六景」など広重が手掛けた数々の風景画シリーズから、日本各地の山と海の絶景をご覧いただきます。また、魚介類を主題とする「魚づくし」より、山海の恵みをご紹介します。浮世絵を通して、豊かな大自然をご体感ください。
- チラシ
- 作品リスト 【前】 【後】
- 学芸員による作品解説 ※恵那市公式YouTube
| 会 期 | 2026年6月18日(木曜日)から8月23日(日曜日) 【前期】6月18日(木曜日)から7月20日(月曜日・祝日) 【後期】7月24日(金曜日)から8月23日(日曜日) ※前後期全点展示替え |
| 休館日 | 毎週月曜日(ただし7月20日はのぞく)、展示替え期間(7月21日(火曜日)から23日(木曜日))、8月12日(水曜日) |
| 場 所 | 展示室2(2階) |
| 開館時間 | 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) ※8月14日(金曜日)は恵那納涼夏祭りに合わせ午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで) |
| 観覧料 | 一般520円(420円) ※( )内は20名以上の団体料金 ▲18歳以下無料 ▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料 ▲毎週水曜日はフリーウエンズデー(観覧無料) ▲毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料) ▲8月14日(金曜日)は恵那納涼夏祭りに合わせ終日観覧無料 |
| 学芸員による 作品ガイド | 日時:【前期】7月5日(日曜日) 【後期】8月2日(日曜日) 各日午前10時30分~(30分程度) 場所:展示室2(2階) ▲参加無料(要観覧料) |
| 関連イベント | ■ミュージアムナイト 恵那駅周辺で開催される恵那納涼夏祭りに合わせ終日観覧無料、午後8時まで開館します。 日時:8月14日(金曜日) ※入館は午後7時30分まで ■ワークショップ「“魚づくし”でしおりを作ろう」 本展に出品の揃物「魚づくし」に描かれる魚を切り抜いたパーツを選んでしおりにします。 日時:7月18日(土曜日)、8月14日(金曜日) 午前10時~12時、午後1時~3時 ※時間中随時受付 場所:閲覧コーナー(1F) 対象:どなたでも ※未就学児は保護者同伴 参加費:100円 ■美術館ボランティア幽遊会による概要説明 日時:随時(要事前予約) |
あなたは山派?海派?広重の浮世絵風景画に見る山海の魅力
山派なのか、海派なのか、それぞれの魅力を語り合うのはいつの時代も楽しいもの。本展では、歌川広重が手掛けた数々の風景画シリーズから、山と海が描かれた作品をご紹介します。なかでも日本各地の山と海の名所を主題とする「山海見立相撲」は、本展にうってつけのシリーズです。情感豊かな風景描写を得意とした広重の作品から山海の魅力に迫ります。

[前期出品]

[後期出品]
霊峰富士と海が織り成す絶景
富士山はその神秘的なたたずまいから信仰の対象であり、江戸っ子にとって憧れの存在でした。広重も、嘉永5年(1852)に「不二三十六景」、安政5年(1858)に「冨士三十六景」と、富士山を主題とした揃物を二つ制作しています。本展では、この二つのシリーズから選りすぐりの20点をご紹介します。堂々たる姿でそびえ立つ富士山と、さまざまな表情を見せる海が織り成す絶景をお楽しみください。

[後期出品]
江戸っ子がこよなく愛した山と海の幸
江戸時代には「初物七十五日」のことわざが生まれるほど、旬の味覚をいち早く楽しむ文化がありました。広重による「魚づくし」は、食材として水揚げされた魚介と花や野菜の取り合わせが爽やかなシリーズです。生き生きとした描写が魅力の本シリーズより、粋でいなせな食文化に注目します。
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