連続講座

当館では、広く美術に関することをテーマに毎年連続講座を開催しています。通年で一つのテーマに基づき、毎回異なる専門家の方を講師としてお招きします。皆さまもこの機会に、美術をもっと身近に感じてみませんか。

2026年度連続講座 浮世絵インパクト―江戸から現代へ―

江戸時代に誕生した浮世絵版画は、明治40年(1907)頃には衰退を迎えたとされます。しかし、その高度な木版技術は大正から昭和にかけての新版画へと発展し、さらには現代にも受け継がれています。また、海を渡った浮世絵はジャポニスムの火付け役となり、海外の芸術家にも影響を与えました。本連続講座では、「広重」の系譜に注目しながら、江戸から現代における浮世絵の受容・継承・発展の変遷をたどります。
なお、2026年は、歌川広重の弟子で「広重」の号を継いだ歌川重宣(1826-69)の生誕200年に当たります。これを記念し、秋季特別企画展「生誕200年記念 二代広重―広重イズムの在処(ありか)―」(2026/10/1~12/6)では、二代広重(重宣)に注目し、襲名後初の大規模シリーズ「諸国名所百景」と初代広重による「六十余州名所図会」の比較展示を行う他、「明治の広重」と称された小林清親の作品や「昭和の広重」と称された川瀬巴水の新版画もご紹介する予定です。
2026年度年間スケジュール
全6回の連続講座を通して、秋季特別企画展での作品鑑賞を一層お楽しみいただければ幸いです。

第1回
4月18日(土曜日)
歌川豊広から初代広重へ―花鳥画と風景画を中心に―
赤木 美智 氏(太田記念美術館上席学芸員)
第2回
5月23日(土曜日)
小林清親―明治の「広重」―
村瀬 可奈 氏(東京国立博物館研究員)
第3回
6月27日(土曜日)
「広重」を継ぐもの―二代・三代広重―
神谷 蘭 氏(京都芸術大学通信教育部非常勤講師)
第4回
9月12日(土曜日)
川瀬巴水が描いた旅―広重との風景くらべ―
小山 周子 氏(東京都江戸東京博物館学芸員)
第5回
10月17日(土曜日)
ジャポニスム 世界を魅了した北斎と広重
田辺 昌子 氏
(元千葉市美術館副館長・国際浮世絵学会常任理事)
第6回
11月21日(土曜日)
印刷のルーツ木版画、明治創業の版元の仕事
山田 博隆 氏(美術書出版株式会社芸艸堂代表取締役社長)

※上記は、2026年1月時点の情報です。
 日程・内容等を変更する場合は、当館HPにてお知らせいたします。

時 間:各回午後1時30分~3時30分(予定)
受講料:4,000円(全6回)
場 所:中山道広重美術館 3階講座室
連続講座受講生は、中山道広重美術館友の会一般会員の特典(展覧会の通年無料観覧や会員限定ニュースレターの送付など)が受けられます。詳しくは友の会のご案内をご覧ください。
単独受講の当日席(若干数)は1回500円(観覧料別)。事前予約不可、先着順。会場の定員に達し次第締め切ります。
2026年度連続講座案内チラシPDF

お申し込み方法

2026年度連続講座受付開始:2026年3月7日(土曜日)から
(開館日の午前9時30分~午後4時30分まで)

美術館受付に備え付けの申込書に必要事項をご記入の上、受講料を添えて直接ご提出ください。お電話やお問い合わせフォームからの仮申し込みも受け付けています。なお、定員(50名)になり次第締め切ります。