年間スケジュール 2025-26(仮)

※令和6年(2024)10月時点の予定です。
 都合により、日程や内容を変更する可能性がございます。

春季特別企画展 潜入! 江戸の浮世絵出版社(仮称)

歌川広重「冨士三十六景 さがみ川」

2025年4月3日(木曜日)から6月15日(日曜日)
 【前期】4月3日(木曜日)から5月6日(火曜・振休)
 【後期】5月10日(土曜日)から6月15日(日曜日)

特別企画展観覧料:一般820円(20名以上の団体は660円)

浮世絵の企画・制作・販売を統括した、江戸時代の出版社・版元(地本問屋)に注目。蔦屋重三郎(耕書堂)をはじめ、佐野屋喜兵衛(喜鶴堂)、竹内孫八(保永堂)、蔦屋吉蔵(紅英堂)、魚屋栄吉といった版元たちの仕事を掘り下げます。そして、浮世絵師・歌川広重をプロデュースした主要な版元や出版流通の様相をご紹介すると共に、絵師・彫師・摺師による制作の裏側へ潜入します。

企画展 三代豊国&国芳の謎解き!木曽街道(仮称)

歌川国芳「木曽街道六十九次之内 御嶽 悪七兵衛景清」

2025年6月19日(木曜日)から8月24日(日曜日)
 【前期】6月19日(木曜日)から7月21日(月曜日・祝日)
 【後期】7月25日(金曜日)から8月24日(日曜日)

企画展観覧料:一般520円(20名以上の団体は420円)

三代歌川豊国「木曽六十九駅」と歌川国芳「木曽街道六十九次之内」を出品。両シリーズは、描かれた人物と宿場のつながりを読み解く楽しさがあります。浮世絵を通して、江戸時代のエンターテインメントをご紹介します。

秋季特別企画展 出版190年記念 英泉・広重 木曽海道六拾九次之内
         ―摺り違いの愉しみ―(仮称)

歌川広重「木曽海道六拾九次之内 中津川」[Ⅲ期出品]

2025年8月28日(木曜日)から12月7日(日曜日)
【Ⅰ期:日本橋~追分】8月28日(木曜日)~9月28日(日曜日)
【Ⅱ期:小田井~落合】10月2日(木曜日)~11月3日(月曜日・祝日)
【Ⅲ期:中津川~大津】11月7日(金曜日)~12月7日(日曜日)

特別企画展観覧料:一般820円(20名以上の団体は660円)

渓斎英泉と歌川広重による「木曽海道六拾九次之内」は、木曽街道(中山道の異称)を主題とする70枚揃のシリーズです。出版開始から190年を記念する本展では、当館所蔵の「木曽海道六拾九次之内」計192点を、3期にわたり宿場ごとに全点公開。増し摺りに伴う複数のバリエーションや異版(変わり図)など、浮世絵木版画の「摺り違い」を見比べる愉しみをご提案いたします。

企画展 浮世絵に描かれた忠孝の士たち(仮称)

歌川広重「忠臣蔵 夜打六 焼香場」

2025年12月11日(木曜日)から2026年1月18日(日曜日)
企画展観覧料:一般520円(20名以上の団体は420円)

江戸時代、主君や親に忠孝を尽くす士を取り上げた戯曲は、庶民の心を強く捉えました。本展では、三大敵討物に数えられる「忠臣蔵」や「曽我物語」などを主題とする浮世絵をご紹介します。

企画展 浮世絵東海道旅の空―隷書版東海道を中心に―(仮称)

歌川広重「東海道 廿八 五十三次 袋井」

2026年1月22日(木曜日)から3月29日(日曜日)
 【前期】1月22日(木曜日)~2月23日(月曜日・祝日) 
 【後期】2月27日(金曜日)~3月29日(日曜日)

企画展観覧料:一般520円(20名以上の団体は420円)

江戸と京都を結び、多くの人々が往来した東海道。本展では、風光明媚な街道風景を広角で捉えた構図と丁寧かつ鮮やかな摺りで表現した、歌川広重「東海道」(通称・隷書版)を中心に、東海道の旅路をご紹介します。