展覧会の詳細
会期 | 2017年12月14日(木曜日)から2018年1月21日(日曜日) |
場所 | 展示室1(1階) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
観覧料 | 大人510円(410円) ※( )内は20名以上の団体料金 ▲18歳以下無料 ▲障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料 ▲毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料) |
広重は生涯に2度、富士山を描いた揃物を制作しています。嘉永5年(1852)頃刊行された⦅不二三十六景⦆、そして安政5年(1858)に制作され、没後に刊行された⦅冨士三十六景⦆です。どちらも江戸近郊はもちろん、全国から見える富士山の姿を捉えています。
はるか遠くにありながらも、自分たちを見守るようにそびえる富士山は、神秘的でありながら身近な存在でもありました。残念ながら、現在の東京には高層ビルが立ち並び、富士山を道端から眺めることはかないません。しかし広重が描いた名所絵を通して、新春の寿ぎにふさわしい“愛でたい(目出度い)”富士山をご覧ください。
企画展「愛でたい富士山」より
今月の陳列棚
歌川広重「不二三十六景 相模大山来迎谷」
中判錦絵 嘉永5年(1852)12月
中山道広重美術館蔵