中山道広重美術館 Hiroshige Museum of Art, Ena

お江戸の春は桜色

展覧会の詳細

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 私たちにも馴染み深いお花見は、平安時代の貴族の行事を起源とするそうです。それが庶民の間にも広まったのは江戸時代になってから。江戸には花見の名所がたくさんあり、人々はお弁当とお酒をお供に桜を愛で、春の訪れを喜びました。
 花の王ともいわれ江戸っ子の愛した桜は、春の風物詩として浮世絵にも好んで描かれています。本展で、一足早いお花見をお楽しみください。


会期 2017年1月2日(月・祝)~2017年2月12(日)
休館日:毎週月曜日(土日祝を除く)、1/3(火)、祝翌日(1/10(火))
場所
展示室1(1F)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 大人510円(410円) ※( )内は20名以上の団体料金
▲高校生以下無料
▲障がい者手帳をお持ちの方はご本人に限り無料


今月の陳列棚

企画展「お江戸の春は桜色」より

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歌川広重
「東都上野花見之図」(大判錦絵三枚続)
弘化4~嘉永4年(1847-51)頃 当館蔵(田中コレクション)

「東都上野花見之図」

 寛永2年(1625)に京都の清水寺を模して建立された清水観音堂(清水堂)は、その当時もまた、現在も江戸の桜名所の一つでした。画面中央の石段を上ると、上野清水堂があります。御堂の舞台からは、不忍池、中島弁財天、本郷台地の大名屋敷まで一望することができました。また、長く花見が楽しめるよう吉野桜、山桜、八重桜など、開花時期の違うさまざまな種類の桜が植えられました。遊女たちとその見習いとして仕える禿(かむろ)が満開の桜の下を歩いています。